GAKUDAN_H1TOR1 / H1TOR1-GOTO

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お酒ばかり飲んでいるというお話。

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1/19 FACEOFF @仙台 長町RIPPLE

仙台で唯一のレギュラー出演イベント、石巻で就職してからは中々参加できずにいたけど、今の会社に入ってからは比較的参加できるようになったので毎度毎度のことながら綿密なステージングと雑多な飲酒を披露してきました。

年齢を重ねると皆それなりに集まりづらくなってくる中、開催スパンも毎月から季節開催になり、一時は継続も危ぶまれたものの、今年で10周年を迎える長寿イベントになったのはひとえに主催のDJ NUMARSHの人柄だと思います。本当に。

 

1/20 COOL COAST @石巻 LONG BEACH HOUSE

石巻サイファーの中核的存在・海坊主くんが初主催のパーティーがあると聞き、サブカルクソ親父が年甲斐もなく若い子に混じって地元young gunzのライブを最前列で観てきました。冒頭の写真はその時の模様です。この日は運転だったので家に着いてから飲みました。

サイファーに参加する度「諸君、音源だよ!」とウザがられる程スピットし続け、とんと音沙汰がなくなったかと思えば各々しっかり10分の持ち時間を消化できる程にスキルアップしていたのはおじさんビックリでしたし、非常に頼もしいと感じましたね。

若さ故の荒削りな熱意と努力、そういうのをヴァイブスって言うんでしょうか。若い奴が内輪で酔っ払って音楽で騒いでる、ってだけなのにこんなにエモーショナルな感情を抱いたのはきっとそれが原初の衝動に近いからだと思います。俺たちはクラブマナーとか言って狡いやり方を幾つも覚え過ぎてしまった。プロデューサーがどうとか、背景がどうとか、音楽を頭で聴く様になってしまった。実際はもっと単純で、でけー音でキツい酒が飲めりゃいい、女の子がいればもっといい、ってだけなのにね。

久しぶりに他所様のパーティーで行ってよかったと思える時間を過ごしました。

 

地方のヒップホップシーンなんて吹けば飛ばされる風前の灯火みたいにか細く続くもので、100本のライブより1本の逮捕報道が大きく影響してくるんですよ、本当に。フリースタイルブームで多くの若い子たちがヒップホップに興味を持つようになって、こんなど田舎港町でも自発的にサイファーやイベントを起こす程に盛り上がってきているけれど、俺は別に風紀を乱したくてパーティーやってる訳じゃないから、自分も子を持つ親として、来てくれる若い子たちの親御さんにも「ヒップホップって思ってた程悪いものでもないな」って思って欲しいし、実際出自は不良の文化だけれど、そことは切り離された新しい文化になることを願っている節もあって。優等生が優等生のままラップしたっていいじゃん。それが逆に良くて「おう、お前おもしれーな」って、ワルそうな奴らとも素直にお互いを認め合えるフォーマットとしてヒップホップが機能すればいいな、ってずっと思ってる。偏見を打ち砕く見えないゲンコツ、それが俺にとってのヒップホップなのだと思う。

 

まぁとにかく、NUMARSHも海坊主も、その見えないゲンコツを持ってる奴らなんで、見かけたら仲良くしてやってください。

 

1/24 ただの飲み会 feat.キキララ、DJ ENTER @石巻 焼き鳥くまちゃん

本当にただの飲み会がしたくて、本当にただの飲み会をしてきました。

キキララは本当に不思議な男女二人組のラップユニットで、DJ ENTER a.k.a.高菜先生は存在がヒップホップなハンズアップのDJ。そして焼き鳥くまちゃんは石巻アングラ飲んべえのサンクチュアリ。久しぶりにライブとか出番とか一切関係ないただ単なる居酒屋で飲み会、ってのをしてきた気がします。

別に建設的な話があるわけでもなかったけど、キキララの特異なスタンスのカラクリとか、高菜先生自身が音楽を続けている上での信条とか、なんかそういうパンチラインがすげーたくさんあった様な気がするんだけどあんまり覚えてないので結構楽しかったんだと思います。うん。

 

1/27 ただの飲み会 feat.二人の実弟 @磯丸水産 秋葉原

会社の研修で越谷まで行ったので、ついでに東京まで行って実弟に会って来た、というだけです。

空前絶後の凡ミスで終電で帰らなければならなくなり、わざわざ秋葉原まで行ったのに速攻で磯丸水産に着座するという持ち前のどうしようもなさを遺憾無く発揮してきました。

実の兄弟が三人揃ったのは震災後初めて。真ん中の弟は6年前より物理的に薄っぺらくなり、一番下の弟は明日からフランスに行くそうで。一番家に居着かずに他所へ嫁いだ長男が今一番実家に近いという皮肉。生きてる内しか会えないから死なない内にたまには帰っておやりよ、と一言だけ申し添え、あとはただひたすらにゲームと映画と怪獣の話をして帰ってきました。

 

東京行ったら石巻じゃ食えないクソなフランチャイズ店の安酒で腹下すまで飲む、ってのが定例になりつつあります。今年こそ、朝5時に高速バス降りて歌舞伎町の磯丸水産にソロ入店を果たしたいと思います。そのためにはアルバム仕上げてレコ発とか尤もらしい理由が必要なので先ずはプリプロ頑張りますね(白目)